正治記」カテゴリーアーカイブ

田植えの準備 その1…耕耘

午前中は、新聞配達の後、党の会議に出席。帰ってすぐに田んぼの畔直し。

午後は、田んぼの耕耘。先日、肥料を散布したが、他の活動でなかなか耕耘ができなかったので、きょうが春の耕耘初日。やっと本職の仕事をすることができた。

27a の田を2時間、16aの田を1時間ほどかけて、結局2枚の田を耕耘することができた。もう少しというところで雨が降ってきたが、それほどの雨でなくてよかった。3分の1を終えたことになる。何とか今週のうちに、耕耘を完了してしまいたいが・・・

 

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午前中の会議は、選挙関係。米子市議選が6月。日本共産党の3議席を何としても守る、そのために、松本松子さんに代わって出馬を予定している若い候補者、坂口 亮(りょう)氏の当選を果たさなければならない。

これからさらに忙しくなる。

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消費税増税中止の新聞折り込みビラに早速反応あり

日本共産党大山町委員会では、「明るい大山」3月号外として今日、消費税増税ストップの署名入りビラを新聞折り込みしました。

今朝、早速町内の方から電話があり、「署名を届けたいけど、どうすればいいか」と。受け取りに伺いますと言うと、「まだ空欄があるので、埋めるようにします」と、うれしい電話でした。

こんなに反応が早いとは意外でした。消費税増税に憤懣やるかたなしのところに、増税中止を求める署名が来たものだから、「よっしゃあ!」ということだったようです。

「8・5・3、黙っていたら10%を許します」

4月1日からの増税ストップの声を上げることが、10%増税への歯止めにつながります。

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春は桜から、農家の春は稲作準備から

大山には残雪がまだいっぱい。その麓で稲作準備を始めました。

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5月の田植えに向けて、まず、田んぼへ肥料まき。そして、トラクターで耕耘。

今日は、元肥と土壌改良を兼ねた化学肥料をまきました。1.2haあまりの田んぼに1袋20㎏の肥料を12袋、一気にまきました。雨が降る前にまくことができ、一安心です。

これから、大山山麓の田んぼは農作業で賑わい(?)ます。

討論なしで不採択とは!? 3月議会最終日

昨日25日は午前中、大山保育所の卒所式に出席。5歳児の14人が卒所をしました。保育所らしい式でした。いろいろな歌を歌う場面が多かったのですが、中には手話を交えての歌もありました。保育所の式には、「日の丸・君が代」がないのでほっとします。

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午後は本会議へ。3月議会の最終日。各議案、請願・陳情の討論採決が行われました。

議案では、一般会計、住宅新築資金等貸付特別会計、国民健康保険特別会計などに反対しました。請願、陳情は、常任委員会では採択だったものの、本会議ではひっくり返される恐れがあったので、賛成討論の準備をしっかりして臨んだのですが、・・・

「特定秘密法の廃止を求める請願」も、「原子炉の再稼働に反対し、原子力に頼らないエネルギー政策への転換を求める陳情」も、反対討論がなく、議長は「討論なしと認め、これから採決に移ります」と宣告。そして、どちらも討論なしで採決へ。結果は、どちらも7:8で不採択に。反対討論もせずに、不採択にしてしまうとは、反対者は情けない話です。議員の質が問われます。

準備した賛成討論の原稿が日の目の目を見ないまま徒労に終わるのは悔しいので、討論原稿を掲載します。

賛成討論

                                            2014.3.25 3月議会

「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める請願書

  「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める請願に賛成討論をします。

 昨年126日深夜、成立が強行された特定秘密保護法は、1週間後の13日に公布されました。今その実施に向けた作業が政府内部では行われているようですが、成立後も、今年に入ってからも廃止に向けた様々な国民的な行動が行われています。秘密保護法は憲法違反という違憲性を求めて提訴した弁護士の動向もその一つです。

 成立後も廃止の世論が継続しているのは、この秘密保護法が国民にとっていかに危険な法律かということがいよいよ明らかになってきているからであります。

 秘密保護法の危険性は、請願趣旨に端的に示されていますが、ここでもその問題点を指摘しておきたいと思います。

 秘密保護法は、「何が秘密かも秘密」にされるため、「秘密」と知らないまま「秘密」に近づけば、報道機関や一般国民までもが厳しく処罰されます。そうなれば、取材・報道の自由が奪われ、国民の「知る権利」がなくなってしまいます。例えば、原発や米軍基地などに関する情報も知らされなくなります。情報公開は、民主主義社会においては基本中の基本です。政府の判断で都合の悪い情報が秘密にされれば、日本の民主主義は破壊されてしまうことになります。

 また、この法律には「適性評価」の条文がありますが、これは、秘密を取り扱う公務員・民間人だけでなく、その家族や同居人にまで様々な個人情報が調査されます。つまり、思想信条の自由やプライバシー権が侵害されるという基本的人権にかかわる重大な問題が起こってきます。

 そして、国権の最高機関である国会の国政調査権や国会議員の質問権が侵されることも重大です。そうなれば、外交、防衛に関する重要事項が論議できなくなり、国会の役割が全く形骸化されてしまいます。

 秘密保護法は、その他にもいろいろ構造的な問題点をもった法律です。

  さらに重大なことは、秘密保護法の必要性についてです。

  この法律は、国民の知る権利を制約し、公開されるべき情報を国の行政機関が独占しようとするものですから、法律の必要性については、よほど説得的なものでなけらねばなりません。しかし、第1条にあるこの法律の目的は、抽象的・観念的なものであり説得的なものとなっていません。

  日本はスパイ天国だということが言われたり、この法律の目的の中に「安全保障に関する情報の漏えいの危険性の懸念」と記述されたりしていますが、これを裏付ける具体的な事実は存在していません。日本は、これまで秘密法制を持たないままで、さまざまな国際活動を展開してきましたが、軍事情報などの「漏えいの危険性」が現実のものとなり、それによって「我が国及び国民の安全」が侵害されたことなど全くなかったわけです。安倍首相も国会答弁で「外国との情報の共有」とか「国家安全保障会議の審議をより効果的に行う」などと、抽象的な理由を繰り返し述べるだけで、情報漏えいの危険性に関する具体的な事実を挙げることはできなかったと言います。

 では、政府にとって、秘密保護法はなぜ必要なのでしょうか?

 それは、国家安全保障会議(日本版NSC)を通じてアメリカと軍事情報を共有し、アメリカ軍と共同で軍事行動を展開したいがためです。そのことは、今、安倍首相が憲法解釈の変更によって、「集団的自衛権」の行使容認に前のめりになっていることから明らかであります。

 秘密保護法が登場したのは、「情報の漏えいの危険性」が生じたためでも、「我が国及び国民の安全」が危うくなったためでもなく、アメリカとの軍事同盟をさらに強化したいという理由のためです。

 秘密保護法の制定や「集団的自衛権」の行使容認によって、日本を再び軍事行動つまり戦争ができる国にしようとする安倍内閣の意図には、憲法9条を有する国民として断固反対しなければなりません。

 だからこそ、秘密保護法が施行される前に、その廃止が求められているのです。

 以上、賛成討論とします。

 

卒業式で子どもたちから元気もらう

11日は中学校の卒業式、きょう20日は小学校の卒業式。地元の大山小学校の卒業式に参列しました。

卒業生は24名。大山小学校では人数の多い学年です。今年の卒業生は、運動面で大活躍。郡の陸上競技大会の400mリレーで優勝するなど好成績を続出、水泳大会でも大活躍だったそうです。だからでしょうか。卒業式でも堂々としていました。頼もしさいっぱいの12歳、卒業生でした。

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会場はフロアでの対面式。担任の先生に名前を呼ばれたら、一人一人が将来の夢を語ります。みんな元気な声で自信を持っての表明です。将来は、水族館の飼育員に、学校の先生に、お母さんのように看護師に、青年海外協力隊員になって世界へ、野球が好きだからプロ野球の選手に、陸上競技で東京オリンピックに出たい、等々、その子らしい可能性を秘めた将来の夢です。聴いていて心の中で頑張れよ!とエールを送っていました。

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最後は、在校生との呼びかけで、6年間の思い出を発表し、親や地域の人への感謝の気持ちなどを表していました。この中で卒業生が歌った歌は、「最後のチャイム」。素晴らしい歌声でした。

この子たちの10年後、20年後が楽しみです。そのためにも、この子たちにいい社会を渡してあげなければ・・・

一般質問終わる

2問、教育委員長と町長に質しました。

1問目は、「土曜授業」について問い質しました。自民党・安倍内閣が進める「土曜授業」はするべきではないという観点で質問しました。大山町教育委員会の答弁は明快でした。

自民党の公約である「土曜授業」は、学校の教育課程(時間割)に位置付けられた学習を意味しており、『「土曜授業」の実施については、学校5日制の下で実施されてきた学校、家庭、地域社会の取り組みをきちんと検証し、その成果や課題を明らかにした上で、改善の必要があればそのための法や体制を整備し、行うべきものと考える』とし、さらに『本町では学校ごとに教育課程を工夫することで必要な授業時数は確保しており、』 『中学校の部活動やスポーツ少年団活動、公民館・図書館の子どもを対象にした週末事業にも熱心に取り組んでいるので、今のところ「土曜授業」を導入する考えはありません』と明快です。

学校5日制は定着し、土曜日を子どもたちは様々な過ごし方をしています。それでいいのです。仮に、「無為に過ごしている」としても、それも子どもにとっては必要です。それがあるから、月曜日からの学校生活に集中できるのです。土曜日に授業を増やしても、真の学力が伸びるものではありません。

 

2問目は、大山診療所の固定医について質しました。

大山地区の地域医療を保障する医療機関として、大山診療所は重要です。その大山診療所に固定医がいなくなって、5年が過ぎようとしています。4人の医師が当番制で勤めてくださっていますが、固定医でないが為の受診者の減少、そして赤字経営が続いています。そのために、議員の中には診療所の廃止を言う者もいます。

担当課は、固定医確保のために努力していますが、なかなか見つかりません。過疎地の医師確保が難しいのは全国的な課題です。ということは政治の責任でもあるのではないでしょうか。医師が都市部に偏在していること、小泉政権の時代に医師の養成を減少させたための医師不足があるようです。

大山診療所に来てくださるお医者さん! どなたかないでしょうか!!

議会常任委員会で請願・陳情を採択

大山町議会は、今週、各委員会ごとに予算審査をし、きょう金曜日は総務常任委員会で請願1つと陳情2つを審査した。

請願は、「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める請願書(紹介議員:大森)を審査した。1時間にわたってしっかり論議をした。結果は、3:2で採択。

自民党、安倍首相は憲法9条を変えたいけど国民が支持しないので、96条の変更を企てた。しかし、これにも国民は支持しないので、集団的自衛権の行使を解釈を変えることによって可能にし、日本を海外で戦争ができる国にしようとしている。その一環としての秘密保護法の強行成立だったこと、法律の中身は憲法の基本原則に反する問題だらけであることなどを論じた。

自民党支持の議員は、スパイ天国の日本だから必要だ、心配するような法律ではないなどと主張。

平行線のままであったが、しっかり論議した後の採決で、採択と決定した。

もう一つの陳情は、原子炉の再稼働に反対し、原子力に頼らないエネルギー政策への転換を求める陳情書である。保守の議員は、すぐに廃炉はできないので厳しい安全審査によって再稼働すべきと主張。安全性よりも経済性を優先した考えに固執している。これも採決結果は3:2で採択となった。

しかし、これら二つは、自民党支持者が多いので、本会議でひっくり返される可能性がある。ここでも自共対決。25日の本会議では、説得力のある討論をしたい。

 

 

中学校の卒業式、そして、あれから3年の3.11

15の春を祝うような陽気となった今日、町内の中学校で卒業式があった。来賓として、私は大山中学校へお祝いに出かけた。

ステージを使った以前からあるスタイルの「中学校らしい」卒業式であった。大山小学校からの生徒9人も卒業していった。中学校での子どもの成長、変容ぶりは目覚ましい。小学校を卒業して3年間しかたっていないのに、男子も女子もたくましくなり、大人にぐっと近づいた感じだ。

生徒たちが送辞、答辞の中で歌った別れの歌、旅立ちの歌はきれいな声の合唱であった。校長先生の式辞にもあったように、40人の卒業生たちは仲が良く共同して活動してきた学年・学級であったようだ。教育委員会の告辞、来賓祝辞も、励ましお祝いする無難な話であった。

ただ、少し残念に思ったのは、3.11東日本大震災や被災者に関する言葉がなかったことだ。大震災の風化も懸念される向きがあるが、こんなところにも表れているのだろうか。

午後は、議会の常任委員会での予算審査を今日から始めた。2時46分には、役場内に放送があり、庁舎内にいる人みんなが黙祷をささげた。これだけでも、被災者の人たちと思いを共有することになる。毎年続けたいものだ。

大震災の犠牲者は2万人近い人たち、避難者は26万7千人余、そのうち福島の原発事故からの避難者は14万人以上。この数字だけからでも、復興はまだまだこれからである。当然、原発の再稼働など許せない。福島の人たちの気持ちを逆なでするような再稼働はありえない。

3月定例会、一般質問通告書を提出

今日が一般質問の通告書の締め切りでした。 議長を除いて15人中、12人が質問をすることになりました。わたしは5番目です。

今回は2つのテーマについて質します。①「土曜日授業」を問う ②大山診療所の固定医はまだか

一般質問は18日(火)と19日(水)の2日間です。私は18日の午後3時ごろからになりそうです。テレビやインターネットの中継をご覧ください。本会議場へ傍聴に来ていただくのもいいかと思います。

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大山町議会も3月定例会始まる

6日から大山議会も3月定例会が始まった。これに先駆けて行われた議事運営委員会で、私が紹介議員で提出された「秘密保護法の廃止を求める請願書」が問題にされた。同じ内容の請願がまた出されたからという理由で、保守の議員が、審査にかけることに難色を示したのである。

実は、先の12月議会で秘密保護法案の廃案を求める請願が出された。が、委員会で審査する前に、国会で法案が強行可決されてしまった。でも、委員会では審査しようということになりしっかり議論した。結果は不採択であった。しかし、直後に請願者から取り下げの要請書が届き、この請願書も審査結果も効力はなくなった。

そこで、私が1名の賛同者を得て議員発議として、「特定秘密保護法の施行中止を求める意見書」を提出し、本会議で議論をした。結果は、残念ながら否決になった(賛成5、反対10)。

という経過がある中で、今回提出された上記の請願書である。私は、同じような内容であっても、請願権は憲法に保障された権利であり、当然審査に付託されるべきものであると主張した。しかし、いろいろ論議した結果、3日後の全員協議会に諮って結論を出すということになってしまった。

ところが、3月定例会初日の全協に、この請願書は配布されたが、諮られることはなかった。つまり、請願書は何事もなかったかのように審査に付されることになったわけである。なんとまあ、いい結果でのあっけない幕切れであった。

3月定例会は、5日(木)開会、議案の説明、補正予算などの質疑・討論・採決があった。6日(金)は各予算案の質疑を16:30頃までした。来週は、各委員会に分かれて、予算審査や陳情の審査を行う。一般質問は、再来週の18・19日である。 それにしても、議案が届いて、質疑までに2日半で多くの議案に目を通すのは厳しかった。寝不足が続いた。

25日の閉会まで、「住民の利益第一」の視点で頑張ります。