2問、教育委員長と町長に質しました。
1問目は、「土曜授業」について問い質しました。自民党・安倍内閣が進める「土曜授業」はするべきではないという観点で質問しました。大山町教育委員会の答弁は明快でした。
自民党の公約である「土曜授業」は、学校の教育課程(時間割)に位置付けられた学習を意味しており、『「土曜授業」の実施については、学校5日制の下で実施されてきた学校、家庭、地域社会の取り組みをきちんと検証し、その成果や課題を明らかにした上で、改善の必要があればそのための法や体制を整備し、行うべきものと考える』とし、さらに『本町では学校ごとに教育課程を工夫することで必要な授業時数は確保しており、』 『中学校の部活動やスポーツ少年団活動、公民館・図書館の子どもを対象にした週末事業にも熱心に取り組んでいるので、今のところ「土曜授業」を導入する考えはありません』と明快です。
学校5日制は定着し、土曜日を子どもたちは様々な過ごし方をしています。それでいいのです。仮に、「無為に過ごしている」としても、それも子どもにとっては必要です。それがあるから、月曜日からの学校生活に集中できるのです。土曜日に授業を増やしても、真の学力が伸びるものではありません。
2問目は、大山診療所の固定医について質しました。
大山地区の地域医療を保障する医療機関として、大山診療所は重要です。その大山診療所に固定医がいなくなって、5年が過ぎようとしています。4人の医師が当番制で勤めてくださっていますが、固定医でないが為の受診者の減少、そして赤字経営が続いています。そのために、議員の中には診療所の廃止を言う者もいます。
担当課は、固定医確保のために努力していますが、なかなか見つかりません。過疎地の医師確保が難しいのは全国的な課題です。ということは政治の責任でもあるのではないでしょうか。医師が都市部に偏在していること、小泉政権の時代に医師の養成を減少させたための医師不足があるようです。
大山診療所に来てくださるお医者さん! どなたかないでしょうか!!