大山町議会は、今週、各委員会ごとに予算審査をし、きょう金曜日は総務常任委員会で請願1つと陳情2つを審査した。
請願は、「特定秘密の保護に関する法律」(秘密保護法)の廃止を求める請願書(紹介議員:大森)を審査した。1時間にわたってしっかり論議をした。結果は、3:2で採択。
自民党、安倍首相は憲法9条を変えたいけど国民が支持しないので、96条の変更を企てた。しかし、これにも国民は支持しないので、集団的自衛権の行使を解釈を変えることによって可能にし、日本を海外で戦争ができる国にしようとしている。その一環としての秘密保護法の強行成立だったこと、法律の中身は憲法の基本原則に反する問題だらけであることなどを論じた。
自民党支持の議員は、スパイ天国の日本だから必要だ、心配するような法律ではないなどと主張。
平行線のままであったが、しっかり論議した後の採決で、採択と決定した。
もう一つの陳情は、原子炉の再稼働に反対し、原子力に頼らないエネルギー政策への転換を求める陳情書である。保守の議員は、すぐに廃炉はできないので厳しい安全審査によって再稼働すべきと主張。安全性よりも経済性を優先した考えに固執している。これも採決結果は3:2で採択となった。
しかし、これら二つは、自民党支持者が多いので、本会議でひっくり返される可能性がある。ここでも自共対決。25日の本会議では、説得力のある討論をしたい。