投稿者「大森正治」のアーカイブ

たんぽぽ育ちの会の「冬を楽しむ会」で冬山を楽しむ

大山青年の家を拠点に1泊2日の冬の林間を楽しんだ。「たんぽぽ育ちの会」は自閉症の本人と親の会で、特に山を歩くことによって心身を鍛え、本人の成長を促している。「冬を楽しむ会」では、大山山麓で雪の林間を歩くスキーとスノーシューでしっかりと歩く。

1日目は歩くスキーで、2~3km中国遊歩道を豪円山西側の岩壁まで歩いた。この岸壁には氷柱が下がり、見事な氷壁を作ることがある。今年は先週の大寒波でできていたらしいが、その後の気温上昇で溶けてしまったようだ。それでも、まだ溶け残っていた氷柱が下がっていた。

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2日目は、スノーシューで明間(あきま)の山の林間をゲーム形式で午前中いっぱい歩いた。雪上をスノーシューで歩くのもいいものだ。めったにできない体験である。今、大山山麓はナラ枯れの被害が広範囲に大量に出ているが、この山も去年よりさらに被害が広がり、害虫を封じ込めるビニルがぐるぐる巻きにしてあるミズナラの木が多くあった。

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参院選挙予定候補の遠藤秀和さん・春名直章さんと共に

参議院選挙に勝利を呼ぶための「新春のつどい」が、日本共産党鳥取県委員会と鳥取県後援会の主催で行われた。「戦争法」廃止、普天間基地無条件撤去・辺野古新基地建設中止、原発再稼働許反対など、アベ政権の超暴走政治を許さない意気込みで会場は大いに盛り上がった。

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つどいに先立って、遠藤予定候補が県西部地域のキャラバンで大山町入りし、地元の議員として淀江町から同行した。大山町では、大山口駅前で街頭宣伝をした。前座として私も久しぶりにマイクを握り、ァべ暴走政治の一つである「戦争法」を廃止させるために、「安保法制いけん!廃止を求める大山町民の会」を立ち上げたことを報告した。

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4日付の日本農業新聞が、JA組合長にアンケートした結果を伝えている。安倍内閣の農業政策について、93%が評価しないと回答。(円グラフの47.7%は44.7%の間違い)

「どの党の農業政策に期待しますか」の問いに①自民党31.4% ②共産党7.8% ③民主党4.4%(期待する政党なしは50.1%)とあるように、保守層が多いと思われるJA組合長でさえ、安倍晋三の農業政策には圧倒的多数が評価していないのである。

「安部1強」ということが言われるが、その支持基盤は弱くもろいようだ。

TPPに積極的に参加していった安倍政権だが、組合長のほとんどは否定的だ。「大筋合意で政府は、重要品目の再生産を確保する国会決議を守ったと説明していますが、どう思いますか」について、「守られていない」とする人は91.6%もある。「大筋合意で管内の農業に影響が出ると思いますか」については、「厳しい影響が想定される」は48.8%、「それなりに影響はある」46.8%で、95%が影響があると懸念を示している。

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2016年初スタンディングアピール

大山町でも、新年早々の3日スタンディングアピールで、アベ政治を許さない、戦争法廃止、国民連合政府の実現などを訴えました。今回は8名が参加しました。

場所は、国道9号線の富長交差点でした。反応はまずまず。ドライバーに反応は、10台のうち3台は手を振って激励してくださいました。中には、車中から拍手をしてくださった人もいました。

暖冬も暖冬、春のような気温の中で気持ちよく宣伝することができました。

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さらに激動の年の幕開け

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国会が4日から開会されます。戦争法(安保法制)、TPP、辺野古新基地建設、原発再稼働、等々これからの日本の進路を決定づける重要課題が山積です。これらすべてアベ政権の暴走。これを許すかそれとも国民過半数の意思に沿った民主政治を実現させるか、大きな闘いが始まる2016年です。

地方からも民主政治を実現させる声を大きくしていきたいものです。

3日は、大山町でも戦争法廃止・国民連合政府実現のスタンディングアピールをします。午後4時から、国道9号線富長交差点です。安保法制いけん!廃止を求める大山町民の会としてやります。

今年も元気いっぱい頑張ります。

今年最後は、花2題で

皇帝ダリア

我が家の皇帝ダリアが遅咲きで11月終わりからついこの間まで咲いていました。実は、9月に2代目の芽が出てきて人背丈までやっと伸び、12月に満開になったものです。まさに「皇太子ダリア」。

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12月18日現在
12月18日現在

なぜこんなことになったか・・・春、順調に芽を出し、夏には茎の直径10㎝くらいまで成長していたのですが、突然ちょっとした風で根元から折れてしまいました。なんと根元の古い株に白アリが巣くっていたのです。白アリは退治をしました。そうしたら、まだ生きている根から新芽が出てきてここまで成長し、見事な?花をつけたという次第です。

 

バラ

息絶え絶えになっていた小さなバラが花をつけました。一輪だけ、この時期に。確か12月には咲いていましたから、もう1か月は咲き続けています。「私はこんなに綺麗なバラよ」と主張しているようです。

小さな鉢に今も咲く小さなバラの花

小さな鉢に今も咲く小さなバラの花

2学期もまた成長、子どもの発達は頼もしい

学校では、子どもたちが2学期の様々な活動をなし終えて、いま学期末の学習をしています。

地元大山小学校たんぽぽ学級の「2学期がんばったね集会」に招待を受けて、参加しました。8月にブルーベリー狩りをさせてもらったお礼とのことです。

Y君は、招待したお母さんや先生たちを前にして緊張気味ながらも、一生懸命に頑張ったことの発表や特技を披露してくれました。又、招待者のリクエストに応えて、学習発表会の際の気持ちを読んだ詩を発表してくれました。(この詩は鳥取県の児童文集に入選したそうです)

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担任の先生の指導や交流学級の友達との学習などによって、確実に力をつけていることが伺えました。Y君、3学期もがんばって卒業を迎えてください!

どの子どもも自己肯定感をもち落ち着いた雰囲気の中で楽しく学習すれば、確実に基礎学力をつけ、生きる力をつけていくものです。その条件は小規模校ほどあるようです。大山小学校は80人ほどの小さな学校ですが、大自然に恵まれ、それを生かした教育によって児童一人一人が生き生きと学習しています。たとえ、将来少人数の学校になろうとも、子どもが育つ拠点として、地域が元気になる拠点としていつまでも存立させたいものです。

町議会一般質問の答弁、予想通りだが、むなしい

一般質問が終わった。本日の3番目に3つの質問をした。

1問目の「TPP『大筋合意』を受けて」、本町への予想される影響、町長の認識、撤退・中止の政府への要請について質した。町長答弁は、これが大山町の農業生産者の思いに寄り添ったものかと、耳を疑うものであった。町長自身も農業のプロだけに驚きであった。

TPP「大筋合意」によって、影響は限定的で少ないが、体質強化策が必要だと言う。影響は少ないとは、まるで危機意識がない。TPPが日本やアジア太平洋地域の国益となるだけでなく、さらなる国際的な繁栄につながるものと期待していると、TPP協定をしっかり持ち上げ礼賛しているのである。その一方で、TPPによって、我が国農業が縮小し機能が失われることを懸念し、そのために農業の足腰を強くしていくことやTPPへの対応策を国に求めている。矛盾した認識である。 情けない限り。

3問目の「淀江の産廃処分場」問題については、県の意向に沿い、産廃処分場は必要であるとの認識のもとに、知事は住民の不安な思いに真摯に向き合って丁寧に慎重に対応されるだろうと、知事の指導性に期待しているのである。大山山麓であること、名水があること、大山町も風評被害が予想されることなど全く意に介してないのである。

TPPにしても、産廃にしても、町民の思いに沿うことなく、国のいいなり、県のいいなりの姿勢を見事に貫いているわが町の町長である。このことが浮き彫りになった今回の一般質問であった。

町長のこういう姿勢だから、2問目の「高校生への通学費助成」も「同和地区生徒限定の進学奨励金を町内全生徒を対象にした給付制奨学金制度への切り替え」についても、高校生を持つ子育て世代の願いを今回も無視した答弁であった。

大山町議会12月定例会の一般質問、15・16日です

12月議会は明日から後半に入ります。最終日は21日(月)です。15日(火)・16日(水)は一般質問の日です。議長を除いて15名中13名が一般質問に立ちます。

私は9番目です。ですから、前の議員の質問数から予想して、2日目16日の11時過ぎごろが私の順番になるようです。傍聴にお出かけになるなり、テレビ視聴されるなりしてください。

私の一般質問のテーマと概要は次の通りです。※通告書より

№ 1

平成26年12月4日

大山町議会議長 野 口 俊 明 様

議席番号 7 番 大山町議会議員   大 森 正 治  印

一  般  質  問  通  告  書

次のとおり通告します。                   (質問予定時間 60 分)

質  問  事  項  と  要  旨 質問の相手
1.TPP「大筋合意」を受けて

10月5日、TPP(環太平洋連携協定)交渉が「大筋合意」したとする閣僚声明が発表された。安倍首相は、国会決議は守られたと誇示しているが、「大筋合意」の概要を見る限り日本は大幅譲歩を行ったといえる。農産物重要5品目では、コメがアメリカから7万トン、オーストラリアから8400トンの新たな輸入枠が設けられ、牛肉は輸入関税が現行38.5%から9%に削減、豚肉は安い肉が10年後に関税撤廃、高い肉は10年後に現行1㎏482円が50円に削減、乳製品はバター・脱脂粉乳に低関税輸入枠を設定(生乳換算で7万トン)などといった状況である。これは明らかに、重要5品目は聖域とし数年かけた関税撤廃も認めないとした国会決議に反する。また、自民党の選挙公約違反である。

このようにTPP「大筋合意」は、非関税障壁の分野も含めて、農林水産業に深刻な打撃を与え、国民生活に悪影響を及ぼすものである。当然、農業が基幹産業である大山町にとっても大きな影響があると予想される。

そこで、次の点について伺う。

(1)TPP「大筋合意」によって、本町へはどのような影響が予想されるか。

(2)TPP「大筋合意」について、町長はどのように認識されているか。

(3)「大筋合意」を受けて、国民的な論議も国会での承認・批准もこれからである。今の段階で、TPP協定書作成作業からの撤退や調印中止を政府に求めないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

町長

(注)的確な答弁がえられるよう、質問の要旨は具体的に記載すること。

質問の相手は、町長、教育委員長、農業委員長、選挙管理委員長、監査委員等とする。

質  問  事  項  と  要  旨 質問の相手
2.子育て支援に二つの事業の実現を

日本は経済大国でありながら、教育に支出する公財政の割合が低いこともあり、子育て世代の教育費の負担は重いと言われている。とくに高校・大学と進むにつれて学費は増大する。そこで、高校生以上を持つ子育て世代の経済的負担を軽減するために次の支援事業を再度提案する。これは、地方創生の大山町版総合戦略に乗せれば実現可能ではないかと考える。

(1)高校生への通学費の助成を真剣に検討してはどうか。

町内高校生の通学費は年間約5~8万円である。家庭にとって決して軽い額ではない。高校に近い生徒と比べても経済的ハンディがあり、これを解消するのも行政の価値ある支援事業ではなかろうか。

(2)同和地区の生徒に限られている進学奨励金の制度は、平等に町内の生徒全員を対象にすべきではないか。

経済的理由によって修学が困難な生徒は、今や同和地区に限らずどこの地区の家庭でもみられる。そのため、進学奨励金の交付を同和地区の生徒に限定する根拠はない。不公平を正すためにも、給付制の進学奨励金は町内の生徒全員を対象とすべきと考える。

 

 

 

3.淀江の産業廃棄物処分場に反対を

産業廃棄物処分場が、淀江町小波に鳥取県が関与する環境管理事業センターを事業主体として計画されている。しかし、この計画が持ち上がった当初から地元住民は反対を表明し、現在、「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」が結成されて、反対運動が続けられている。

住民が反対している理由は、県外にある既存の産廃処分場からはダイオキシンや水銀など多くの環境ホルモンや重金属が検出され、それが地下水、河川、海、大気、土壌を汚染し、やがて人体に悪影響を与える恐れがある、計画地の周辺には、集落、農地、選果場、水源池、名水・湧水がある、霊峰大山の麓に産廃処分場が設置されることによる大山周辺の観光にとってイメージダウンになる、などの理由によるものである。

産廃処分場問題は淀江、米子だけの問題ではなく、隣町の我が大山町にとっても重大な問題である。地下水や河川を通しての美保湾の魚介類汚染による人の健康被害や漁業被害、イメージダウンによる大山町観光への大きな痛手が予想される。

ならば、大山町からもなんらかのメッセージを発信する必要がある。そこで、次の点について伺う。

(1)淀江の産廃処分場建設について、どう認識しているか。

(2)独自にあるいは他市町村に呼び掛けて、何らかの反対の意思表示をする考えはないか。

 

町長

 

 

 

 

 

町長

 

(注)的確な答弁がえられるよう、質問の要旨は具体的に記載すること。

質問の相手は、町長、教育委員長、農業委員長、選挙管理委員長、監査委員等とする。