大山青年の家を拠点に1泊2日の冬の林間を楽しんだ。「たんぽぽ育ちの会」は自閉症の本人と親の会で、特に山を歩くことによって心身を鍛え、本人の成長を促している。「冬を楽しむ会」では、大山山麓で雪の林間を歩くスキーとスノーシューでしっかりと歩く。
1日目は歩くスキーで、2~3km中国遊歩道を豪円山西側の岩壁まで歩いた。この岸壁には氷柱が下がり、見事な氷壁を作ることがある。今年は先週の大寒波でできていたらしいが、その後の気温上昇で溶けてしまったようだ。それでも、まだ溶け残っていた氷柱が下がっていた。
2日目は、スノーシューで明間(あきま)の山の林間をゲーム形式で午前中いっぱい歩いた。雪上をスノーシューで歩くのもいいものだ。めったにできない体験である。今、大山山麓はナラ枯れの被害が広範囲に大量に出ているが、この山も去年よりさらに被害が広がり、害虫を封じ込めるビニルがぐるぐる巻きにしてあるミズナラの木が多くあった。