4日付の日本農業新聞が、JA組合長にアンケートした結果を伝えている。安倍内閣の農業政策について、93%が評価しないと回答。(円グラフの47.7%は44.7%の間違い)

「どの党の農業政策に期待しますか」の問いに①自民党31.4% ②共産党7.8% ③民主党4.4%(期待する政党なしは50.1%)とあるように、保守層が多いと思われるJA組合長でさえ、安倍晋三の農業政策には圧倒的多数が評価していないのである。

「安部1強」ということが言われるが、その支持基盤は弱くもろいようだ。

TPPに積極的に参加していった安倍政権だが、組合長のほとんどは否定的だ。「大筋合意で政府は、重要品目の再生産を確保する国会決議を守ったと説明していますが、どう思いますか」について、「守られていない」とする人は91.6%もある。「大筋合意で管内の農業に影響が出ると思いますか」については、「厳しい影響が想定される」は48.8%、「それなりに影響はある」46.8%で、95%が影響があると懸念を示している。

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