投稿者「大森正治」のアーカイブ

全国学力テスト、自民党安倍政権で悉皆調査が復活、目的は何か

民主党政権で抽出調査になっていた全国学力テストが、自民党政権下でまた悉皆調査(全校調査)になった。おまけに今回は、従来の国語・算数(数学)のほかに理科が付け加えられた。

子どもたちの学力状況を把握したいなら、抽出調査で十分事足りる。なのに、莫大な税金を使って全小・中学校を対象に行うのはなぜか。学力向上を目的にしているようだが、何のことはない、都道府県間、市町村間、学校間の競争をあおって「学力」向上を図ろうという意図しか見えてこない。

教育は、そもそも競争で成り立つものではない。ゆとりある環境の中で、どの子にも人間的発達を促し、一人一人の人格を形成するのが教育だ。ところが、日本では、受験競争によって、本来の教育がゆがめられ、子どもたちは「過度な競争教育」に巻き込まれている。これに拍車をかけるのが、悉皆調査による全国学力テストではないのか。

自民党政権になって、教育効果のある少人数学級(民主党政権では35人学級)の実施を、財務省は費用対効果に疑問だといって、今年度取りやめた。財務省は、学校現場のことを全く理解していないといってよい。教育効果がある少人数学級をやめて、悉皆による学力テストをやる、こちらの方がよほど費用対効果に疑問がある。

安倍政権になって、いじめ問題を逆手にとり、「教育再生」をさけび、道徳の教科化を目指したり、教育長の権限を強化すると言ったり、学校を週6日制に戻すことを検討したりなどしている。これら一連の教育政策は、先生や保護者の望むことではなく、「教育抑圧」になりかねない。

悉皆調査による学力テスト再開の日に、教育政策を含む経済、外交、憲法などの政策に安倍政権の危険性を感じずにはおれない。

 

大山町議選、2期目の当選!

2013年大山町議会選挙2期目の挑戦でした。結果は・・・ 

得票数714票(7位/17人・定数16名) 前回比45票減

得票率6.23%  前回比0.26%増

5日間の選挙中も、しっかり政策を訴えてきました。大山町は広くて奥部の地域はいけないところがありましたが、7割以上の集落を回りました。そして、122カ所の街頭で演説し訴えることができました。

訴えた政策は、①国保税の1世帯1万円の引き下げと納付回数4回をそれ以上に増やすこと ②差別温存となる同和対策の終了を ③高校生の通学費と医療費の助成を ④TPPと消費税増税に反対し、農業と暮らしを守る

家の中で聴いてくださる方、庭で聴いてくださる方、農作業しながら(また手を休めて)聴いてくださる方、家から出てきて聴いてくださる方、ビールケースにどっかり座って聴いてくださった方、それぞれの聴き方はあっても、じっくり聴いてくださった方には、共感していただくことができました。

ご支援、ご支持いただいた皆様の期待に応えるよう、誠実にまっすぐに全力で頑張ります。

この喜びを町民のみなさんへ

この喜びを町民のみなさんへ

昨日22日(月)は当選証書を受け取りました。

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そのあと、選挙の結果報告と政策実現に向けた新たな決意を伝えるために、町内5カ所で街頭宣伝をしました。

 

 

 

      

大山町議選もいよいよあさって告示、町民との対話はし尽せない

今日14日までの3週間、ほぼ毎日町民のみなさんとの対話をしてきた。対話した多くの方々が初対面だった。でも、相手の方は、「明るい大山」を読んだり、テレビの議会中継を通して私を知っておられて、話がはずむことが少なからずあった。特に、独居の方は人と話がしたかったようだ。話が30分間にも及ぶことがあった。

今日でひとまず対話活動は終わりにする。明日は、告示後の選挙戦に備える準備を予定している。本番の街頭演説内容の検討、運行表の作成、その他本番に備えての打ち合わせ、等々いろいろある。

昨日から今日にかけて、大学時代の友達等が関西方面から9名も来ていただき、チラシ配布を精力的にやってくれた。海岸部から大山の近くまで配布してくれた。景色がよくて楽しみながらやったと言っていたが、さぞ疲れたことと思う。かなりさばいてもらい、本当にありがたかった。

春の天候は、百面相のようだ。対話して回ったこの3週間で、春の温かい陽気もあれば、大山には積雪(11日)があるほど寒風の吹く日もあった。今日は気温が20℃と暑いぐらいだったが、夕方には急変して雷雨となった。

今年の冬は雪は少なかったが、気温は低い日が多かったように思う。しかし、桜の開花は例年より1週間は早かったし、芝桜がもう満開だ。そして、ツツジも咲き出した。一方、チュウリップやスイセンは今ごろ咲きそろいだした。4月初めに咲く花と5月連休ごろに咲く花が、一気に咲いた。異常な気象条件だったのだろうか。

大山道に近い家の周りに咲くツツジ、チュウリップ、ムスカリ、桜草(咲き初め)

大山道に近い家の周りに咲くツツジ、チュウリップ、ムスカリ、桜草(咲き初め)

 

古道の大山道(坊領道)

古道の大山道(坊領道)

 

 

地域は情報の宝庫

地域を対話して回っていると、地域の方からいろいろな話を聞くことができます。また、歩くと、自動車で通る時とは違い、地域の様子がよく見えます。情報がいっぱいです。住民のみなさんの暮らしの現場を歩くこと、そのことの大切さを痛感しています。

昨日は、3つの集落を精力的に歩きました。今日9日は、小・中学校の入学式に出席した後、1集落だけで対話。集落への道すがら、小学校の米つくり体験の世話をしていらっしゃる篤農家のSさんとの会話、曰く「小学校の時は勉強せい、勉強せいとやかましく言うよりも、外でしっかり遊ばせにゃあいけん。遊びの中で、子どもはいろんなことを身につけーだ。」・・・同感の至り。私の経験からしても、小学校の時は、集団で自由に外遊びをしてほしいと思う、のだが・・・

※ 大山町坊領 妙玄寺の枝垂桜に関しての追記

   5日には満開になりました。今日もまだ見頃です。写真でご観賞を。

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きょうは対話活動ひとやすみ

昨日6日は、西部地区の党と後援会の決起集会。雨の中を駆けつけていただきありがとうございました。私も舞台上で決意表明させていただきました。詳しくは、岡村英治米子市議のブログをご覧ください。

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今日7日は、午前中、私の集落坊領(ぼうりょう)の村役目(道役目)。これから始まる農作業に備えて水路の掃除等をした。「道役目」というぐらいで、以前は農道の補修もやっていたが、今はほとんどの農道が舗装されたため、道の補修をする必要がなくなった。「道役目」という言葉だけが残っている。

きょうは1日中、冷たい雨が降り、寒かった。大山は積雪があり、スキー場はまた白くなった。散り始めた桜も震えていた。心配された暴風はなく、桜花の散り方も少なかった。

私もこんな日は、対話活動はお休みにし、体力温存とデスクワークの日にした。明日は天気も回復するようだ。また、宣伝・対話を精力的にこなしていこう!

大山町平田の板ワカメ作り

 対話活動に回っていると、いろいろな人やいろいろな場面に出会います。人々の日常の営みがあり、様々な人間模様があることを知ることができます。

 半農半漁の海辺の集落、平田を訪れたら、2戸の家が朝から板ワカメ作りに余念がありませんでした。声をかけるのもはばかれるほど忙しい様子でしたが、申し訳ないと思いながらも思い切って声をかけました。そして、写真も撮らせてもらいました。

生ワカメをまず水洗い

生ワカメをまず水洗い

柔らかい葉の部分を並べて、乾燥させる

柔らかい葉の部分を並べて、乾燥させる

 御来屋や淀江の板ワカメは、この地域の産物として有名ですが、板ワカメの最初の製造現場を見るのは初めてでした。水で洗って塩抜きをし、その「葉」の部分を並べて乾燥させるようです。茎の部分は、酒かす漬けをするそうです。茎の酒かす漬けは、柔らかくて味もいいです。

茎の部分は、酒粕漬けに

茎の部分は、酒粕漬けに

帰り際に、その家の主人が生ワカメをくださいました。ありがとうございました。早速、夕飯に生ワカメの刺身をわさび醤油につけて食べました。本当においしいこと、おいしいこと…   昨日4日の事でした。

 

 

子どもたちは今も元気の源泉

昨日5日から、訪問・対話は地元の大山小校区の集落に入りました。

私の隣村の集落で街宣を始めると、近くで遊んでいた子どもたちがやって来て、演説をしている私の前に座り込んで、聴いてくれたのです。演説の途中で「話、分かる?」と尋ねると、子どもたち「わかりません」と返事。それでも、最後までじっと聞いてくれました。そして、演説を終わると、一斉に”大きな”拍手をしてくれました。

”6人の聴衆”を前に気持ちよく演説ができ、子どもたちからしっかり元気をもらって、訪問・対話をし、次の集落へ向かいました。

元気をくれた”6人の聴衆たち”(満開の桜の下で)

元気をくれた”6人の聴衆たち”(満開の桜の下で)

”隠れ聴衆”のありがたさ

昨日、今日の政策宣伝・対話は、雨の中でたいへんでしたが、やりがいのある元気の出るものでした。初めに10分間街頭で政策を訴え、その後、対話に回る作戦です。

街頭で訴えているときは、聴衆はゼロ。でも、回って対話してみると、街頭での訴えの反応が返ってきます。「今しゃべっちょうなったなぁ。」、 「(家の)中で聞いておりましたわぁ。」、 応対に出てこられた奥さん、曰く「主人があなたの話を聞いていて、『いいこと言っちょうなる。わしの考えと同じだ』と感心しておりましたわ。」

そんな一言に元気をもらって、雨中の対話を続けました。

それにしても、4年前は住人がおられた家が空き家になっています。そんな家が1軒や2軒ではなく、40軒ほどの集落に4軒もありました。里部でも確実に「過疎」が進行していることを実感・・・。

 

町民のみなさんと対話続けるも、忙中閑あり

訪問対話をしていて、いろいろな話を聞くことができ、楽しみです。

昨日は10軒ほどしか訪問できませんでしたが、ある独居のおばあさんからの話。「境港市は、独居老人の家に市の職員が定期的に訪問されるというが、大山町はないですね…」。この4年間で初めて聞く話です。貴重な声として聴かせていただきました。

夜は、わが檀家寺の「妙玄寺」さんから、ご詠歌の会に招待を受け、妻と出かけました。招待をしてくださった目的は、境内に咲く枝垂桜の観賞にどうぞということでした。出かけてみると、仮にライトアップされた枝垂桜がほんのりと浮かび上がっていました。7分咲きの桜をめで、抹茶の接待を受けました。心落ち着くひと時でありした。

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実は、この枝垂桜、亡き父が20年も前に寄贈、植樹したものです。まだ、大木ではありませんが、毎年、濃ピンクの花を見事に咲かせています。そういう事情があっての昨夜の招待でした。粋な妙玄寺さんの計らいに感謝。