12月24日 市田書記局長が会見
「正治記」カテゴリーアーカイブ
大山町議会12月定例会終了
大山町議会の12月定例会が、最終日の20日終了しました。最終日は各議案の質疑、討論、採決が行われました。この中で、特に争点になったのは、「徴税等の滞納に対する行政サービス等の制限措置に関する条例の制定について」の議案と、私が提案した「特定秘密保護法の施行中止を求める意見書の提出について」の発議案でした。
「徴税等の滞納に対する行政サービス等の制限措置に関する条例の制定について」・・・悪質滞納者に対して、放課後児童クラブやスポーツ大会等派遣費助成など24項目について制限をするというもので、それによって町民税・固定資産税・国保税などの滞納の抑止効果を狙っています。 私は、懲罰的なやり方で納税を促すべきではない、滞納と行政サービスを関連させて考えるべきではないことなどを主張して、反対討論をしました。しかし、採決では、4:11で可決されてしまいました。決して自慢できるものではない条例が、鳥取県で初めて制定されることになりました。
「特定秘密保護法の施行中止を求める意見書の提出について」・・・国民の7・8割が廃案ないしは慎重審議を求める希代の悪法「秘密保護法」が、自公与党の数の暴力によって強行可決されました。これの施行中止を求める意見書を国へ上げようと呼びかけました。しかし、残念ながら、5:10で否決されてしまいました。 保守の議員は、「大森さんは不安をあおっている」「秘密はアメリカと共有すべきだ」「秘密はあってもよいのではないか」と言います。この法律の危険な本質がまるでわかっていませんし、わかろうともしないようです。提案した意見書は次の通りです。
戦争ができる国へ着々と準備・・・怖い安倍政権
やっぱりおかしいNHK! 変質するなNHK!!
「秘密保護法」の報道姿勢に見られたように、NHKが政府の広報機関に変質しようとしている。それを象徴する、全く庶民派の妻の言葉 「この頃、(ニュースセンター9」のキャスター)大越さんのトーンが変わってきた。」と。
以前から国営放送のようだと言われてきたNHKだが、それでも福島の原発事故や沖縄米軍基地問題など政府に都合の悪い番組でも政策し報道してきた。それがNHKの信頼を保ってきた。
しかし、政権が安倍内閣になってから、確かにおかしい。そう感じていたところに、昨日のしんぶん赤旗の記事です。ぜひ、読んでおられない方は読んでほしいです。
「秘密保護法」撤廃!鳥取県からも
特定秘密保護法の制定に反対する鳥取県の会(33名の呼びかけ人)が、同法成立後も、施行に反対し廃止を求める「鳥取アピール」への賛同を募集しておられます。
その依頼文、アピール、呼びかけ人は下記の添付ファイルの通りです。
ぜひ、賛同をお寄せください。
Microsoft Word – himituhou hantai 1(依頼文)
一般質問2日目、本日13日1番目に
大山町議会12月定例会の一般質問2日目。9時半からの1番目に登場。脳細胞をフル回転させて。
1問目「滞納と行政サービスを問う」・・・今議会に、誠実さを欠く滞納者(「悪質滞納者」)には24項目にわたって行政サービスを制限する条例案が上程されています。滞納と行政サービスは、リンクさせて考えるものではなく、行政サービスを制限すべきではないという立場から質しました。 町長は、「行政サービスを制限することを目的としているわけではなく、この条例を通じて住民のみなさんに町税等の完納を呼びかけ、町をあげて滞納を防止していくことを主目的」にしていると言う。つまり、滞納に対する本町の姿勢を示すのだと。それなら、懲罰で脅すようなやり方をしないで、滞納者の生活実態を見極めながら徴収業務に励めばいいことです。 20日にはこの条例案の質疑・討論・採決がありますが、きょうの一般質問を踏まえて、しっかり反対討論をしようと思います。
2問目は「住宅リフォーム助成制度の継続を求める」・・・10倍もの経済効果があり、たいへん費用対効果の高い事業で、町民に喜ばれている事業です。しかし、2年間の限定を1年間延長した事業なので、ここで一区切りつけるといいます。ただし、「助成の条件など検証し、見直しを加えるなどした上で実施する必要性を感じている」と、町長は答弁しました。 改善されたよりよい制度(リフォームした制度)を期待したいものです。
秘密保護法案の採決許さない!
大山町議会12月定例会6日から 一般質問提出
12月議会が6日(金)から20日(金)の会期で開催されます。
6日(金):開会、議案説明
12日(木)・13日(金):一般質問・・・大森は9番目ですから13日の2番手になりそうです。
20日(金):議案の質疑・討論・採決、閉会
一般質問の通告書をきのう出しました(今日4日が締切)。 一般質問のテーマは(1)滞納と行政サービスの関係を問う (2)住宅リフォーム助成制度の継続を求める の2本です。 特に、(1)については、「悪質」滞納者には様々な行政サービスに制限を加えるという問題のある条例案を提案しているために、滞納と行政サービスのそもそも論を展開したいと思っています。 (2)については、せっかくいい制度として好評なのに、行政側は今年度いっぱいで打ち切る予定にしているので、継続を求めるものです。
傍聴にぜひお出かけください。