投稿者「大森正治」のアーカイブ

集団的自衛権行使容認の議員が多数―大山町議会の実情

大山町議会は今日が最終日。議案、請願・陳情等の討論、採決をした。

焦点の集団的自衛権の行使容認に反対する請願は、残念ながら逆転され不採択となった。採決では6:9であった。憲法9条を守って戦争する国にしてはならないという議員が、大山町議会には半数もいないのである。情けない。自衛隊が海外に出て戦争しても良しとする議員が多数とは・・・

この請願に反対した議員の中には、討論で「立憲主義の否定には反対だが、中国の脅威を見るとき、また、世界で紛争が絶えない中、中立の国が武力を行使して解決すべき」という議員がいた。議会の現実、議員の現実を感じた。

《憲法9条を変えて(なくして)、海外で戦争できる国にする》これは、決して普遍的な考えではないし、日本の今に生きる我々が次の世代に渡すバトンではない、と強く思う。

また、議会終了後に開かれた議事運営委員会で「討論は一人の討論が長くならないよう時間制限をしたらどうか」と、驚くべき発言が飛び出した。 これもまた、大山町議会の現実・・・

一般質問、町長答弁はこれが限界か

一般質問を終えた。今回は、国政がらみのテーマを3本。1.集団的自衛権の行使をどう考えるか 2.教育委員会制度の改変についてどう考えるか 3.介護の今後はどうなるか

どれも重要なテーマだが、1.について詳細を・・・

町長答弁を紹介・・・「・・・自衛隊が外国との紛争において出動するというような事態を招かないことが、最も重要なことであると思いますし、自衛権の行使は我が国を防衛するため必要最小限の範囲にとどまるべきであると存じます。 また、政府におかれては、これまで世界平和を希求してきた日本が、先頭に立って、武力による紛争解決ではなく、外交努力による解決に寄与できるよう尽力されることを望みたいと思います。」

最も重要と思われる部分を抜粋した。集団的自衛権行使についての直接の回答は全くなかったが、憲法9条、国連憲章の趣旨を基本にした前向きの答弁と評価したい。暗に、集団的自衛権行使は認められないと言っている、と捉えられるから。この表現が、今の町長の限界かもしれない。

米子市議選勝利で、安倍の暴走をストップさせる力に

15日は米子市議選の告示日。日本共産党3人の候補者は元気よく第一声をあげ、選挙戦にスタートしました。

私は、坂口りょう候補の当選に向けて、終日行動しました。①8時には立候補届に市立図書館へ、届け出番号はラッキー7 ②出発式に参加した後、すぐに箕蚊屋小校区のポスター貼り ③午後は、候補者が休憩中、選挙カーの流しの運転手、アナウンスは錦織県議、淀江町を一巡 ④Sさんと一緒に住宅団地250世帯へビラ配布 ⑤事務所で夕方まで3時間ほど電話による支持拡大・・・産廃処理場は必要という人はゼロ、これへの関心は高い。安倍政権への恐ろしさを話された人も数人ある。

さすがに連続5ラウンドは疲れましたが、充実した1日でした。

新人候補坂口りょうと現職岡村・石橋の当選を勝ち取り、①住民本位の市政を実現 ②国政でも安倍の暴走をストップさせ、国民本位の政治を実現 !!

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志位委員長の演説 と ?の花

日本共産党 志位委員長の演説。日本の今の情勢がたいへん解かりやすい!

ユ―チューブで視聴できます。「日本共産党中央委員会」を検索してみてください。

ついでに・・・下の写真なんだかわかりますか?

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丹波栗の花です。我が家の畑に、幹の直径50cmほどの丹波栗の大木があります。毎年、大きな栗の実をつけます。

 

 

集団的自衛権行使容認に反対する請願、常任委員会で採択!

大山町議会総務常任委員会で、「『海外で戦争する国』にする集団的自衛権の行使容認に反対する意見書の提出を求める請願」が、3:2で採択されました。

大森が紹介議員になっての請願です。しっかり説明し論議しました。しかし、保守議員は「『戦争ができる国』だとか『自衛隊が殺し、殺される』なんて大げさだ。心配し過ぎだ。」「ミサイル防衛等必要最小限の範囲内で日本の平和と安全を守る上で必要だ」と、わけのわからないことを言って、暴走安倍内閣の言いなりで、立憲主義の否定や海外での自衛隊の武力行使について全く危機感を持たず。聞く耳も持たず。本当に情けない限りです。これで、住民、国民に責任が持てるのでしょうか。

とにかく、常任委員会では採択されたが、問題は本会議です。自民党・政府言いなりの保守議員が多い大山町議会なので、逆転される恐れがあります。わかりやすく、冷静に、精一杯討論したいと思います。本会議採決は、20日の最終日。

大山町議会6月定例会始まる

昨日から6月議会が始まった。初日は町長の報告と議案提案のみ。今回はたったの4議案と少ない。

一般質問通告書は昨日が締め切り。13人中6番目になった。だから、一般質問日は1日目の17日(火)の最後から2番目頃になりそうだ。

今回の一般質問の内容は・・・①集団的自衛権の行使容認をどう考えるか ②教育委員会制度の改変についてどう考えるか ③介護の今後はどうなるのか

通告書の締め切り後、議事運営委員会が開かれ、一般質問の内容について検討した。なんと、私の①記述の表現に運営委員長がクレームをつけてきた。「『海外で米国と一緒に戦争ができる日本』になるとか『自衛隊員が海外で殺し、殺されるようになる』というのは事実か、問題では」というのである。もちろん、きっぱり反論しておいた。何ともまあ、情勢が分かっていないことか。あるいは自民党系保守議員の焦りか。

集団的自衛権に関しては請願書も出ていることだし、論議のし甲斐が十分あるようだ。

大山町の国保税、3年連続引上げ!

先日(5/29)の大山町議会臨時会で、また今年度も国保税の引き上げが決定されてしまいました。3年連続の引き上げです。県内でこんな事例が他にあるのでしょうか? 今年度の1人当たり平均の引き上げ額は7,115円、昨年度は11,032円、一昨年度は5906円、3年間で2万4千円もの引き上げです。今年度の一人当たり平均の国保税は約11万円になります。

国保税は、高過ぎるがために、本町でも滞納が最も多い税です。被保険者は支払いに四苦八苦です。行政も、賛成した議員も負担増の痛みがわからないようです。行政は、受益者負担として、財源不足の穴埋めは引き上げを基本とすると言います。賛成議員は、引き上げは当然だ、ベストの方法だと言います。これでは、毎年の引き上げもありうるということで、国保加入者はたまったものではありません。

引き上げないで税率・税額とも据え置く方法として、一般会計からの繰り入れを対案として主張したのですが、行政もほとんどの議員も意に介しません。議員の中には、国保会計を賄うにはもっと引き上げるべきだ、だから条例改正案に反対だという”暴論”を述べる者もいるしまつです。

他の市町村ではいかがですか?

田植えが完了しました

今日、残りの田植えを一気にし終えました。「日本晴れ」という品種を3か所の水田に50アール植えました。「日本晴れ」は、転作、飼料用米としてJAに出荷するのが一般的ですが、わが坊領集落では独自の販売ルートで、酒米用として出荷します。

きょうは、30度を超す真夏日でしたが、水のある水田では気温ほどの暑さを感じませんでした。次男一家の手助けを借りて一気に終えました。田植えは次男にもしてもらいました。彼は3回目の体験ですが、機械植えをすっかり習得してくれました。稲作作業の「後継者」になってくれることを期待!

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夜は、田植えの準備完了を祝って、我が家だけの「代満て」(泥落とし)を焼肉で豪華?にやりました。 カンパーイ! お疲れさんでした。

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改憲派も集団的自衛権の行使を批判

改憲派で知られる小林節氏(慶応大名誉教授)は、96条の改憲でも秘密保護法でも安倍政権を批判し、しんぶん赤旗にも何度か登場してきました。やはり、集団的自衛権の行使の問題でも批判的です。安倍首相はこういう憲法学者の意見も馬耳東風なのでしょうか。

下記は、地方紙「日本海新聞」(鳥取県中心)に掲載された、小林氏の記事です。

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