下記のチラシの通り、鳥取県内の9条の会が主催する大講演会を開催します。
講師は、かの有名な渡辺 治さん(一橋大学名誉教授)です。ぜひご参加を。
今年の8月は、本当に雨がよく降り続きました。広島市をはじめ、全国各地で豪雨被害が出ました。大山町や山陰地方は被害がなくて良かったと、とても言えるよう気持にはなりません。
今日は久々に雨が降らず、時折陽が差す曇り空。暑くなるかと思いきや、我が家は日中も気温は25度前後。とてもしのぎやすく、昨日からの腰痛でほとんど今日は臥せって養生する我が身には休まる一日でした。
盆すぎ頃には秋の虫が鳴き出し、今もコオロギや鈴虫が鳴いています。
田圃はもう秋といってよいでしょう。実りの秋を迎え、早い稲の「ひとめぼれ」や「コシヒカリ」は頭を垂れ黄色く熟れつつあります。我が家の稲刈りは来月10日頃を予定しています(担い手農家にコンバインで刈ってもらいます)。
晩生の「日本晴れ」は、今が開花時期で白い花を恥じらうように咲かせています。この田圃はまだ夏です。
自公・安倍政権になって、昨年から復活した全国一斉の学力テスト(小6・中3を対象)。今年4月に実施された結果が、25日、都道府県ごとに公表された。
NHKニュースは、わざわざ1位から47位まで序列化して解説していた。毎年、上位を占める秋田県、福井県は今年も。鳥取県は小6の国語Aが初めて2位に。これまでずっと最下位だった沖縄県が、小6で最下位を脱出。そして、沖縄県教育長のニコニコ顔でのインタビューを大写し。などと順位ばかりを強調していた。これでは、競争をあおっているようなもの。つい、では今年の最下位はどこ?と気になってしまう。
全国学力テストの弊害をあおるような報道は、控えるべきなのに・・・。NHKは、教育の面でも安倍政権の意図を汲んだような競争教育をあおる報道しかできないとは、もうまともな公共放送ではない。
その点、26日付の共同通信の記事は、多少まともであった。上位5県を序列化した一覧表を載せてはいたものの、「今後も毎年テストを続ければ、現場がむやみな競争に追い立てられる負の側面が懸念される。」と、冷静な批評をしている。
テスト結果の公表については、文科省が一部の声に屈して今年から、市町村教育委員会の判断で学校別成績の公表が可能になった。しかし、鳥取県内の市町村教育委員会はすべて、公表はしないという。良識ある判断である。
普段は高齢者世帯の我が家も、盆には子ども孫がやってきて、4倍以上の人口になった。孫が1歳6か月~高3まで5人。実ににぎやかなこと。盆に帰ってこられた先祖もさぞかし驚き、喜ばれたことだろう。
昨日は、坊領部落恒例の盆踊り(「大満寺盆踊り」)で賑わった。あいにくの雨で、公民館の中での開催となったが、それでも多くの老若男女が、踊りや屋台やビンゴゲームを楽しんだ。普段見かけない顔も多く、兄弟姉妹や子ども・孫の帰省客で、集落の人口は普段の何倍かになっていたことだろう。
わが坊領集落も御多分に漏れず、少子化・高齢化が進んでいる。盆の期間中増えた人口の4分の1でもいいから、集落にとどまってくれたらと、つい淡い願望をいだいてしまった。
今日8月11日は「山の日」。といっても、実施は再来年から。その制定を記念して(プレプレイベントとして)、県や町、県山岳協会、大山の頂上を保護する会などが、頂上で登山者にティッシュなどを配って「山の日」制定を呼びかけました。
これに合わせて、大山の頂上を保護する会では、頂上の植生の定点調査を行いました。調査員は植物が専門の3人(矢田貝・鷲見・藤原)です。小生らは、そのお手伝いとして参加しました。
30年前ごろの大山頂上周辺は、草のない裸地になっていました。その後、「一木一石運動」など、大山を愛する人たちの努力によって、今は頂上にすっかり緑が戻っています。
今日は台風一過にならず、台風11号の余波で大山はあいにくの雨天。雨中の作業となりました。調査の一環で、何十年ぶりに三角点のある本当の頂上にも行ってみました。
下山するころには雨もやみ、花たちは登山道沿いにきれいな色合いの花を咲かせていました。
エゾアジサイ ナンゴククガイソウ
イヨフウロ ダイモンジソウ
シモツケソウ
エゾノヨロイグサ コオニユリ
アザミ ホソバノヤマハハコ
クサボタン
シモツケ(左は花が終わったもの、右は1本だけ花が残っていたシモツケ)
長崎被爆69周年のきょう、米子では平和のための戦争展を開催した。幼児から戦争体験のある高齢者まで、約300人が来場した。
①GHQ(米国)の押しつけではなく、日本人の願いと歴史がこもる日本国憲法の誕生を描いた「日本の青空」の再上映 ②安倍政権による再び戦争する国づくりの批判とこれからの世界史の流れを、自分の戦争体験に基づいて話をされた87歳の西山昭子さん ③すいとんの食体験、戦時中の兵士が背負っていた背のうの重さ体験、戦時中の教科書の読み体験など、体験コーナー
わずか1日の戦争展であったが、多彩な内容であった。私も新たな展示品として、今年発掘した資料を展示した。それは、大山尋常高等小学校の子どもたち(今は90歳前後の人たち)が戦地の兵士にあてた「慰問文集」である。その手紙内容は、軍国主義教育を実感するものである。
わが坊領集落の盆踊り「大満寺盆踊り」が今年も始まる。今日25日は踊りの練習1回目。小さな子どもも交えて20人ほどが集まった。1年ぶりの踊り。もう20年以上は毎年踊っているが、1年たつと忘れてしまい、この踊りは、出だしはどうだったけと、戸惑う。
踊りの種類は、「大山ばやし」「関の五本松」「さんこ節」「磯節」「さいご踊り」と多種である。1回目の練習で、すべて何とか思い出してスムーズに踊れるようになった。
この「大満寺踊り」の由来は、隠岐島の大満寺山の中腹にある(あった)大満寺出身のお坊さんに関係しているという。
大切に引き継いでいきたい坊領の伝統文化である。
今日の日刊によると、NHKの元キャスター・アナウンサー・プロデューサーなどが、籾井会長の辞任・罷免を迫ったという。この良識ある勇気と行動に大拍手を贈りたい。
NHKテレビ(特にニュース番組)を見ていて、変質してきたと思う。特に、夜9時からのニュースウォッチ9は、変わった。以前は、大越キャスターは鋭く問題点をえぐった語り口であったが、最近は、全く精彩を欠いている。とくに、秘密保護法、集団的自衛権行使容認の問題に関しては、安倍政権の言うままを肯定的にたれ流している。
これは、どうも大越キャスターに限らず、NHK全体を覆っている空気ではなかろうか。この実態は、日本の民主主義の発展にとってゆゆしきことである。ここでも日本の歴史の逆流を痛感する。NHK職員には、こういう時だからこそ、ジャーナリスト魂を発揮してほしいものだ。
それだけに、元NHK職員172氏による籾井会長の辞任・罷免要求行動は、現NHK職員を励ますものではなかろうか。
籾井会長が1日でも長く居座り続ければ、それだけ日本の不幸と損失が続く。そうなれば、受信料の凍結・保留がさらに広がるのも無理のないことだ。
それにしても、声明の中の「国内外で現場は取材に困難を生じて」いるとは、具体的にどんな事態が起こっているのだろう・・・