今日8月11日は「山の日」。といっても、実施は再来年から。その制定を記念して(プレプレイベントとして)、県や町、県山岳協会、大山の頂上を保護する会などが、頂上で登山者にティッシュなどを配って「山の日」制定を呼びかけました。
これに合わせて、大山の頂上を保護する会では、頂上の植生の定点調査を行いました。調査員は植物が専門の3人(矢田貝・鷲見・藤原)です。小生らは、そのお手伝いとして参加しました。
30年前ごろの大山頂上周辺は、草のない裸地になっていました。その後、「一木一石運動」など、大山を愛する人たちの努力によって、今は頂上にすっかり緑が戻っています。
今日は台風一過にならず、台風11号の余波で大山はあいにくの雨天。雨中の作業となりました。調査の一環で、何十年ぶりに三角点のある本当の頂上にも行ってみました。
下山するころには雨もやみ、花たちは登山道沿いにきれいな色合いの花を咲かせていました。
エゾアジサイ ナンゴククガイソウ
イヨフウロ ダイモンジソウ
シモツケソウ
エゾノヨロイグサ コオニユリ
アザミ ホソバノヤマハハコ
クサボタン
シモツケ(左は花が終わったもの、右は1本だけ花が残っていたシモツケ)