大山町九条の会で「戦争法の廃止に向けて」学習

鳥取県九条の会事務局長の浜田章作さんを講師として、安保法制(戦争法)廃止に向けた学習をした。浜田さんは、いつもながら丁寧なレジュメを用意してくださり、内容を正確に理解することができた。要旨の冒頭部分をそのまま引用・・・

安保法制は、平和・安全の名で粉飾した平和主義違反の常時戦争準備法~内容も、制定の手続きも立憲主義・民主主義に反し違憲無効。廃止しかない。

 日本が攻撃されてもいないのに、他国同士が始めた戦争(けんか)の一方に味方して(助太刀)海外   で自衛隊が戦争できるように、歴代政権が違憲としてきた集団的自衛権行使を一片の閣議決定で180度ひっくり返し、関連する法律をつくり変えていつでも(切れ目なく)戦争する態勢を整える(自衛→他衛)。戦争するための法律だから「戦争法」というレッテルこそふさわしい。それは、日本国民のためではさらさらなく、米国の要求(日米新々ガイドライン)をそのまま実行に移せるように、難解・あいまい語、「等」「その他」を多用して分かりにくくし、各法律に散りばめて折り込んでいる。無法の限りを尽くして成立を強行した(せざるを得なかった)、悪法中の悪法である。

9月30日官報で公布され、16年3月中に施行される(施行日は未定)。

DSCF2113大山町では安保法制廃止を求める町民の会が準備されている。今回の学習をこれからの取り組みに生かしたい。今の大山町の実態から考えれば、こういう会が存在すること自体が貴重である。

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