19日は一般質問の2日目、トップバッターで3問について、町長と教育委員長に質した。
◎「高校生の(列車)通学に補助を」ついて・・・1年前に続いて2度目の提言なので、一歩でも前進をと意を決めて論戦に臨んだが、町長には響かなかった。こちらの攻め方がまずかったのか、町長の感度が鈍いためなのかわからないが、町長の答弁は最後まで「氷」のようであった。大山町内の高校生はほとんど全員が列車通学をしているので、どの高校生家庭へも公平に恩恵がある、そして、何よりも高い教育費に通学費という高負担(年額5~8万円)がのしかかる町内の高校生家庭にとっては、強い要求である。この施策は、有効な子育て支援であり、将来の定住、人口増にもつながる可能性もある。町長は、それが理解できないようだし、否定する根拠を示すことも全くできなかった。また、つぎの機会に取り上げたい。
◎「健(検)診の受診率を上げるために」について・・・①人間ドックの受診対象者を74歳までに制限せず、75歳以上も対象にすべきだ ②肺がん検診の巡回検診が、今年大幅に減らされたので、見直すべきだ の2点に絞って追求したが、時間切れになり、前向きの答弁は引き出せなかった。しかし、実現の可能性があるような気がする。
◎「子ども・子育て支援新制度への対応は」について・・・本町ではこの議会に条例案が出されなかった。間に合わなかったとのこと(12月議会に提出予定と判明)。本町の保育園の態勢はこれまでと変わらないし、放課後児童クラブについても新制度に対応できるということである。保育料も含め、新制度になっても後退することは全くないということを答弁で確認させることができた。