鳥取中部地震の被災者へ要望聞き取り

21日の鳥取中部地震から4日目の昨日、共産党鳥取県委員会の中部地震対策本部からの要請で、被災地へ入った(議員を中心とした23・24日の集中活動)。目的は、被災者の要望を聞き取る。場所は、市役所が被災し行政の手が行き届きにくい倉吉市。二人一組で、この日は4くみが行動。私は白壁土蔵群の近くの町内に。

車窓から見ただけでは被災状況は分からないが、街を歩き、家屋の中を見させてもらうと、どこの家も被災されていた。屋根瓦がずり落ちているだけでなく、壁がはがれて落下、屋内も壁の落下・ひび割れ・タイルの剥がれ・接合部分のはずれ・土台部分のずれなど様々な損壊があった。

また、墓地は石塔が倒壊したりずれたりしていた。

聞き取りした範囲では、みなさんが2.3日のうちに後片付けをされたり、なかには業者に来てもらって修理をされている方もあった。特に困っていることやボランティアを必要とする声は聞かれなかった。しかし、罹災証明が必要なことについては全く知っていらっしゃらず、その点について助言をしておくことができた。市役所が被災しているために対応が遅れているようなので、行政以外のものが可能な範囲でフォローする必要性を感じた。

頻繁に続く余震に不安な思いをしながらも、早く元の日常活動を取り戻したいということで、昨日から再開したという食堂や店があったのは、復旧の希望になると思った。

今日の地元新聞によると、県当局は全国で初めて一部損壊にも支援金を支給するとのことで、適切な判断、決定だと思う。

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早くも再開された老舗の食堂

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