今年初の田植え

昨夜の雨も上がり、午後からはさわやかな五月晴れに。この天気の下、今年最初の田植えをした。

昼から農協に苗を受け取りに行き、おととい代かきをしておいた約3反(30アール)の田に47箱分の苗を植えた。田植え機は、退職後に中古を近所から買い受けたものである。4条植えで旧式、その上、きょうは一人で作業したため、4時間もかかってしまった。それでも、何とか日暮れまでには完了した。

田植え前

田植え前

田植え後 田植え後

田植え中

田植え中

田植え完了

田植え完了

明日、明後日と田植えは続く。今回植える品種はキヌムスメ。鳥取県の推奨米で、去年は中国地方の食味コンクールで第1位になった品種である。味もよく、多収量でもある。しかし、去年のように生産者価格が暴落すれば、多収量の品種でも価値は半減。それでも、秋の豊作を期待して赤字覚悟の米作りをする。われわれ日本人の大事な食料だから。田圃を荒らすわけにはいかないから・・・

それにしても、自民党の「ノー政」には腹が立つ。おそらくTPP交渉ではアメリカに譲歩を迫られ、アメリカ産米を買わされることになるだろう。米価が暴落するほどコメ余りというのに。なぜ、農家が自動車産業の犠牲にならなければならないのだ。この元凶は、異常なまでの大企業中心の自民党政治である。