酪農地域の大山町香取のMさんを訪問しました。
Mさんは100頭以上の乳牛を飼う大酪農家。開拓2世であるおばあちゃんと話が弾み、話がTPPに。安倍首相のTPP参加表明に、酪農家はどうなってもいいと思っているのか、と怒りをあらわにされました。親の代に入植し、苦労してやっと今、成功しかけている酪農の仕事です。現在は若夫婦が経営の主体。TPPに参加したら、北海道と同じように香取の酪農も壊滅状態でしょう。今までの苦労が水の泡です。Mさんの怒りは、香取だけでなく日本の酪農家を代表する怒りです。
大山町議会でのTPP交渉参加断念の陳情の話をすると(15日の本会議で、大森は陳情採択の討論をしましたが、不採択が可決。採択賛成は大森を含む3名のみ)、「賛成議員の名前は誰ですか?」と。つまり、反対した議員をチェックしておきたいということ。Mさんは驚きを隠しきれませんでした。本当に、大山町議会が問われます。
今日の日本海新聞は、報じています。
「TPP影響 鳥取県の農林水産生産額 246億円減少 半分に」 「米半減 牛乳は消滅」
本当に地場産業、農業を守る気があるのか! 問われる議員です。