赤旗まつりの後は議会の行政視察研修へ

この1週間は、県外での行動の連続でした。赤旗まつりから3日の夜に帰宅して、4日早朝に家を出発し、議会の総務常任委員会で長野・埼玉の自治体へ、6日まで行政視察に行きました。

木曽町(きそまち)(長野県)・・・研修テーマ「まちづくりと地域自治組織」          2005年11月に4町村が合併。旧木曽福島町長を2期、木曽町町長を2期務めた田中勝巳町長(日本共産党)のリーダーシップにより、「まちづくり条例」(自治基本条例)を制定して、「住民が主人公」を基本に住民自治を実践している町です。その結果、行政の一方的な施策には反対するなど、住民が声を上げ出したといいます。

御嶽山噴火による対策本部はそのまま。捜索再開は、雪解けの来年7月だそうです。

御嶽山噴火による対策本部はそのまま。捜索再開は、雪解けの来年7月だそうです。

南箕輪村(みなみみのわむら)(長野県)・・・研修テーマ「議会基本条例、人口増」        議員定数を10年前に16名から10名にしたが、村長の意見としては、最低12名ぐらいは必要でないかとのことでした。長野県内では人口が増えている3自治体(外に御代田町・軽井沢町)の内の一つです。人口増の要因としては、企業進出による雇用の場のほかに、徹底した子育て支援策があるようです。

南箕輪村議会の議場

南箕輪村議会の議場

寄居町(よりいちょう)(埼玉県)・・・研修テーマ「議員の防災、エコ推進事業」          災害時には議会に災害対策支援本部を設置するというものです。はじめは、なぜ議会にも災害対策本部が必要なのか疑問に思っていましたが、視察して納得しました。あくまでも、行政が設置した災害対策本部の支援をするためだそうです。そのための「対応要領」を制定しておられました。

視察した自治体の取り組みを、大山町にも生かすことができる部分もあるように思いました。