戦後70年目の終戦(敗戦)記念日に、戦争法案廃案の街頭宣伝

 今年の終戦記念日は、戦後70年という節目というだけでなく、安倍政権によって戦争ができる国に変えられてしまうことを許すのか、それともこれを国民多数の世論でストップさせることができるのか、そのせめぎ合いの中での8月15日である。

 そのため、今年は大山町でも終戦記念日に街頭宣伝をした。私を含め都合がつく者4人で行動した。午前中2時間、町内6カ所で宣伝した。訴えた内容は、15年戦争の概要と平和憲法の誕生、安倍政権による戦争法案の違憲性、国民の闘いで戦争法案廃案に向け安倍政権を追い詰めていること、軍事による抑止力ではなく、憲法9条による平和外交こそ必要であることを訴えた。

 ドライバーの反応は良かったのですが、1カ所で近所の男性から「やかましい!」の声があったので、中断して断りと真意を聴きに行った。そうしたら、「戦争はいけんけど、中国・北朝鮮の脅威やイスラム国のテロに対抗するために安保法は必要だ。」と言う。「軍事で対応するのではなく、外交努力が大事だ。テロ集団はアメリカによる戦争が作り出したものだ。」と反論した。「外交努力は理想論だ。」と来たから、「これからの世界はこの方向こそ大事だ。」と再反論しておいた。この男性、アベ政治を支持する30%台の一人であった。この男性を含め、戦争法案賛成派をさらに追い詰めなければならない。