18日の核兵器廃絶平和大行進(富山~広島)は大山町から米子市まで。大山町役場での出発式では、通し行進者(滋賀県の西田さん)の挨拶と森田大山町長の激励の言葉がありました。
午前中は、米子市淀江町まで行進。途中、大山口列車空襲の現場で行進参加者に当時の惨状を解説した。70年前の7月28日朝、傷病兵を載せた赤十字客車2両と一般車両1両に対して、米軍艦載機3機が波状的に機銃掃射とロケット弾を打ち込んだ。わずか10分間ほどだったようだが、死者45名以上、負傷者31名以上の犠牲者を出す大惨事であった。列車内は地獄と化し、客車からは血が流れ落ちていたという。国内の列車空襲では2番目に大きな惨事だった。山陰の片田舎にも悲惨な戦災があったのである。鳥取県の戦災として語り継ぎ、戦争につながる一切の動向を許してはならないと強く思う。
淀江公民館に到着したのは、12時半。新婦人の方たちの手づくりのご馳走に舌鼓を打ち、疲れた体が癒されました。
13時きっかりに、公民館玄関に参加者全員が出て、「アベ政治許さない」(金子兜太 書)を一斉に掲げ、戦争法案の廃案を訴え、各種アベ政治の暴走ストップを訴えました。
その後、再び室内に戻り、全員で交流会を持ちました。通し行進者の話と平和の歌の疲労がありました。そして、新婦人の方のリードで「青い空を」みんなで歌いました。とても有意義な昼の交流会、そして、有意義な午前中の平和行進になりました。