自民党前国会議員、赤沢亮正氏のビラを拝見した。町内の保守議員が全戸配布したもののようだ。裏面に、「赤沢りょうせいYES」として、7つのYES(公約らしきもの)が書かれている。
①暮らしを励ます国づくり ②実行力の政治 ③安全安心と活力の政治 ④現場主義 ⑤日本海の時代 ⑥東日本大震災の教訓を踏まえさらに ⑦配慮大国
それぞれに簡単な説明が加えてあるが、いずれも抽象的、また、現実の自民党政治とずいぶんかけ離れた内容である。例えば・・・
「地方の暮らし、地域の経済、雇用を大切にします」「農林業、社会保障などの再生を通じて地方を再生します」と。これだけ暮らし、経済、雇用を壊しておいていまさら何を言うか、気づくのが遅いと言いたい。社会保障も、自民党政治はどんどん削減の方向なのに、再生どころか破壊しているのではないか!嘘つきもいい加減にしろと言いたい。
だいたい赤沢氏は、TPP反対を熱心に説いていたのに、嘘ついて今はTPP賛成に変節している。
「全ての世代の国民、お一人お一人の老後の不安、若者の生活の不安の解消という3つの未来をお届けします」に至っては何事か。いつの未来か知らぬが、不安解消は今実行しなければならないのではないか!
「現場主義」? 政治家にとっては当たり前のことではないか。それをわざわざ書くということは・・・ 。鳥取県の地元の声を国政に届けると書いているが、だれの声か、本当に生活に困っている人の声を聴いているのかと言いたい。
「配慮大国」? 実に嘘っぽい! 自民党の実績から見て、「しっかり手を差しのべ、思いやり溢れる配慮の行き届いた国づくり、配慮大国の実現」などとても考えられない。
しかしまあ、県民に約束するというのだから、しっかり覚えておくことにしよう。
少々、「ケチ」を付け過ぎたかもしれないが、これに反して、わが党の福住ひでゆき予定候補は、弱者にやさしい、具体的でわかりやすい「決意」を述べている。
「消費税増税は先送りではなくきっぱり中止」 「戦争する国づくりを許さない」 「お年寄りを苦しめる年金・医療・介護の改悪は許さない」 「大企業・4大金持ち優遇の税制ではなく、税は負担能力に応じた負担を原則にする」「それによって、社会保障の再生・拡充と財政危機打開の展望を開く」 「米価暴落の緊急対策の実施、TPP交渉から撤退し、日本の食料主権を守る、」 「原発ゼロ、自然エネルギーへの転換、島根原発の再稼働も3号機稼働も許さない」 「子育て支援と教育の充実」
これらは、国民の過半数の要求にめざしたものである。だから、説得力がある。
福住予定候補は、安倍自民党の暴走政治にストップをかけ、国民の声が届く政治を公約している。まさに、ここ鳥取2区でも自共対決。若い力をいかんなく発揮して、総選挙を悔いなく戦ってほしい。
いよいよ2日が告示である。12月議会と重なって苦しいが、わたしも最後までしっかりと支援したい。 衆議院での日本共産党の躍進で、政治を変えよう!!